コン
コン
誰かがノックする音…
そして誰もいない部屋…
「アレ?阿近いないのかな?」
すると後ろから
「何やってんだよ。こんなとこで」
と聞こえてきた
「何やってんだよって呼び出しといてこっちが聞きたいよ。何の用?」
「新しく出来た物を試してもらおうと思ってな」
凄く嫌な笑顔…
阿近がこういう顔をする時はいつもよくない事が起こる
前に試供品と言われたアメを食べたところ、笑いが止まらなくなり
次の日腹筋が痛くて死ぬかと思ったこととか・・・。
「それって私じゃなくても良いよね?」
何でそんなヘンチクリンな訳のわからない実験に七番隊七席が使われなくてはいけないのか・・・
私には理解不能だ
「んじゃこっち来い」
そこは見るからに怪しい部屋だった。
独特な雰囲気だし、薬品臭いし...
「ここに座ってろ」
小さい背もたれの無い椅子がそこに用意されていた
そこへ私は腰掛ける
「んじゃ、この薬飲め」
「はぁい!?」
んな急に言われても困る…
だって...
この赤紫の色どうやったら作れるの!?
それとも紫キャベツでも搾った!?
何か白い煙出しちゃってるし・・・
「ハッキリ言って…飲めるか――!!!#」
卓袱台があったら投げ飛ばす勢いで言った
「見た目は良いとは言わねーけど、味は悪くねーと思うぜ。さっさと飲めっての」
「わかったよ・・・(ってか思うかよ...不味かったらどうすんの?)」
私は渋々口にする
「あっ!美味しい!!トマトジュースみたい!!」
「だろ?」
「でっ?何なのコレは?」
「快眠の薬だぜ。お前最近よく眠れねーって言ってただろ。だから作ってやったんだよ」
「おっ!偶には役に立つもの作るんだ!」
「偶には余計だ。ところで」
「んっ?」
「俺のことどう思う?」
「えっ?何急・・・カッコイイ」
「それから?」
阿近の口角が上がる
「何コレ!?口が勝手に・・・大好き!」
の顔が赤くなる
「おし、合格」
の頭にポンと手を乗せる
「ちょっとあんた何作ったのよ!」
「ただの快眠薬じゃ詰まんねーからな。心のそこで想ってる想いを言うように改造しといた」
「しなくていい!///」
「まっいいじゃねーか。こうして俺等結ばれたんだし」
「いや...ちょっと待っ...」
阿近によって口を塞がれた
「俺も好きだぜ…」
「…///」
こういうのも...悪くないか
快眠薬の効果のせいか私は眠くなり、
この実験室で寝入ってしまったのだ…
起きた時、私が言われた言葉…
それは
「ようこそ、秘密の実験室へ...」
不気味な笑みでそう彼は言ったこの言葉は忘れない・・・
そう、この後起こった出来事も...
☆―――★―――☆―――★―――☆
〜あとがき〜
初阿近でございますm(_ _)m
口調があまりわからないι(オイッ
秘密の実験室持ってそうだな〜とか思って書いてました
っていうか十二番隊は謎が多いような・・・
マユリ様が隊長だし...(どんな理由!?
うん、なんて言うか...
私も秘密の実験室に連れて行って!?(逝って来い
ここまで読んで頂きありがとうございました
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