付き合って一年が経とうとしていた
「朽木隊長...」
「どうした?」
「明後日空いてますか?」
「…スマヌ。その日は現世に行っている」
「そうですか...気をつけて行って下さい」
「うむ...」
は少し寂しい目をした
「あの...」
「・・・」
「もう少し此処に居ていいですか?」
「構わぬ」
は縁側に立って月を眺めた
「何かあったのか?」
「いいえ。月が綺麗」
「そうだな」
が少し白哉に寄りかかると、白哉はの肩を抱く
「まだ仕事あるんですか?」
「あぁ。送って行く」
「私は大丈夫です。仕事がんばってね!」
「スマヌないつも」
「それを選んだのは私だから...それではお休みなさい」
「おやすみ...」
――――――――――――
翌日、は屋根の上で一休みしていた。
「ではないか!」
そう言って近づいて来たのはルキアだった
「ルキアおはよう」
「おはよう。どうかしたのか?」
は首を横に振りながら
「何もないよ」と言った
「…兄様は現世だったな」
「うん」はそらを見上げた
「明日で一年経つんだー」
「!」ルキアはの顔を見た
「なんで兄様を現世に行かせたのだ!?隊長だでる程ではない仕事だと恋次が言っておったぞ!」
「私邪魔したくないから。仕事の邪魔はしないって決めたんだ!だから...」
「はそれで良いのか?」
「・・・うん」
――――――――――――――――――
・・・翌日・・・
私はいつものように仕事を終わらせ自室へ帰った
「…白哉の…」
は自棄酒を飲んでいた
「バーカ…」
疲れからかそのまま寝てしまっていた
「…」
「んっ...」
誰か...呼んだ?
「悪かったな」
「(えっ?)」
は目を覚ますとそこには白哉がいた
「どうして此処に…?」
「仕事を早く終わらせた」
「そうだったんだ...」
の目には自然と涙がたまっていた
白哉はを抱き寄せた
「すまなかった...」
「いいんですよ」
そう言うとも抱き返す
「」
「なんですか?」
「結婚してはくれぬか?」
「!!!」
そう言うと白哉は指輪を懐から取り出した
「私でいいんですか?」
「が良いのだ」
はニッコリとした笑顔をして
「はい」と答えた
「何か言いたいことがあれば言って良いのだぞ」
「うん、白哉」
「・・・」
「愛してます」
「私もだ、」
☆―――*―――★―――*―――
<あとがき>
何か納得いかないんですよね...
結構前に書いた作品だからかもしれませんが
こんな文章ですが今後ともよろしくお願いします!