゛球技大会"
今日は学校お球技大会の日だ
「あんた何に出るの?」
A組の恵子が聞いて来た
「バスケとバド。恵ちゃんは?」
「私はバレーとバド。バドあんたとは当たりたくない...」
「決勝でしか合わないし...二人とも決勝までいこうよ!」
がそういうと
「いいわよ!一対一で決着つけましょうか…って私に一回も勝ててないのに…」
「でも恵ちゃん強いよ!私きっと腕落ちてるし...」
「それじゃー後でね!!」
「うん!」
9時からバスケの第一試合が始まった
「頑張りなさいよ!」
「うん」
は同じクラスのはるかに背中をバシバシ叩かれた
「痛いよ」
「ゴメンゴメン」
見事予選の第一試合は勝った
「流石ナイスだね!」
「全然だよ…はるか…私もう少し残ってたいんだけど…」
「朽木先輩?」
は顔を赤くして頷いた
「いいよ」
はるかは笑って答えてくれた
「ありがとう」
二人は空いているところに座った
「(まだ来ないのかな?)」
朽木先輩は私の一つ上。
女子に人気があるから私なんか目もくれてくれないことくらいわかってる...。
「、朽木先輩来たよ」
「うん...」
見ているだけで幸せだった。
白哉は作戦を練っていた
「朽木先輩ってエースなんだ」
はるかが背番号を見て言った
「朽木先輩なんでもできるから...」
女の子達はこの間も騒いでいる
中には本人の所へ直接行く者さえいた
「あんたも行って来たら?」
「いいよ私は...それに試合前に話し掛けるのは…」
「そっか…今こっち向いたよ!明らかにだなコレは」
「何言ってるの?」朽木先輩が私のこと知ってるわけないもん…
「意外と知ってるかもよ」
「ないよ」
「白哉円陣組もうぜ」
「あぁ…」
「…そういやあそこの角に座ってる個お前のこと見てるよな」
「知らぬ…」
「カワイイって評判だぜ。モテル男は羨ましいな」
「…(私のことを見ている?そんなハズはなかろう...)」
試合が始まり体育館は盛り上がった
「スゴイ...」
はその試合に魅了されていた
試合が終わり...
「朽木先輩スゴかったね」
「うん」
「あっ!私もう試合だ!!」
「バレー頑張ってね!」
「もバドがんばりなさいよ〜」
「うん!」
はぞろぞろと出て行った最後に出ようと思った
その時誰かとぶつかった
「ごめんなさい」
「すまぬ...」
「くっ...朽木先輩!?(///)」
の頭の中はパニックになっていた
「(どうしようぶつかっちゃったよ…)」
「…」
「あの…とっても凄かったです!(って行き成り何言ってるんだろう私…)お疲れ様でした!」
「…試合頑張って来い」
「はい///」
は走ってバドの会場へと行った
はバド・バスケで優勝した
もちろん3年生の部男子バスケの優勝は朽木先輩のクラスだった
私がなんとなく放課後バスケをしているとそこに朽木先輩が来た
「あの…昼間はスミマセンでした!」
「別に良い…」
「(どうしよう…二人きりだよ)」
白哉はの近くまで来た
「(背高いな〜…顔キレイだな〜)」
は白哉に見惚れていた
「私の顔に何か付いておるのか?」
「いっいえ///」
の顔は真っ赤だった
「話があるのだが良いか?」
「はい!」
私はこの時何を言われようと理解不能だった気がする...
「貴様は何故連中の中に入ろうとせぬのだ?」
「それは...私自身あぁいう風に来られると嫌だからです」
「そうか...?」
「はぁい!?」
私は驚きのあまり変な声を出してしまった
白哉が少し笑った
「私は貴様をいつの間にか探すようになっていた…付き合ってはくれぬか?」
「…はい…喜んで」
白哉はを優しくそっと抱いた。
翌日からこのことが噂になったのは言うまでもない