「おはようさん」
「・・・..zZZ」
はなかなか起きない
ギンは少し笑い
「起きへんの?」
「・・・..zZZ」
そして...
「ちょっ!?ギン!!」
「何や?」
「“何や?”じゃなく、襲うな!!!」
朝の弱いは大抵こうやって起される
「今更やんか」
「開き直るな!」
ギンは再びニヤッっと笑った
「うわっ!」
「冷たいこと言わんといて」
ギンがの首にキスマークをつけた
「あのね…もう起きないと遅刻なんですけど...」
「固いこといわんとき」
ギンがギュッっと抱きつく
「さっさとどける」
「嫌や」
というと、ギンは自分の頬との頬をスリスリしだした
「はいはい。って…あんた何しようとしてるんですか?#」
はだんだんと苛立ってきた
「何もしようとしてへんよ?」
「(あからさまによからぬこと考えてるでしょうに...)ギン起してくれたらいいことしてあげる」
「ホンマ!」
ギンはから放れ、を起す
「ありがとう!そしておやすみ〜」
はギンの首の付け根の部分を軽くチョップした
「・・・」
ギンはその場に倒れた
「フーやっと静かになった」
はしたくをして仕事へと向かう
ギンが目を覚ましたのは昼近くでイヅルにこってりしかられた
その日の夜...
「酷いやんか」
「こうでもしなかったらあんたは懲りないでしょ?」
「彼氏気絶させるなんて前代未聞やで」
「まーいいじゃないの。ほら、夕食はギンの好きな物にしといたから」
「・・・」
ギンはそっぽを向いて反応しない
「ギン?」
「・・・」
はギンを後ろからそっと抱いてあげた
「怒んないでよ。朝は悪かったと思ってるよ。でも、ギンも酷かった」
「…」
は耳元で
「ギン…大好きだから、怒らないで」
と言った
「ホンマ?」
「嘘ついてどうするのよ」
「せやな。大好きや〜」
ギンはの方を向いて抱きついた
「ご飯食べよう」
「せやな。せやけど、その前にや…」
「んっ!?」
はギンによって口を塞がれた
「反省してないでしょ#」
ギンはの反応をお構いなしにご飯を食べる
「そないに赤くなって怒られてもこわーないわ」
「#」
もご飯を食べ始める
「明日から、ギンは起さなくていいから」
「どないして?」
「明日になればわかるよ」
そして翌日より、目覚まし時計を5つセットされていたとか…
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