七月七日

 
 は足をバタつかせながら縁側に座り短冊を書いていた。



 「でーきた!」

 「おっ?何て書いたんだ?」


 兄である一護がに聞く




 「秘密!」

 「んなこと言ってると、笹にかけてやんねーぞ」

 一護は毎年七夕になると短冊をかけるのが仕事だった

 







 「――――!!お父さんにお前の願いを見せてくれエ゛エ゛…」

 一心は一護によって蹴り飛ばされた



 「...貸せ」

 「嫌」
 
 「誰も見ねーって」

 「ホント」

 「あぁ。早く貸せ。蚊に刺されちまうだろ」

 「わかった。絶対見ないでね」

 少し心配そうには一護に短冊を渡す


 「わっかってるって(苦笑)」

 一護は見たいという欲求を抑え笹に取り付ける



 「おらっ、さっさと家ん中に入んぞ」

 「はーい」

 
 その日は早々と布団に入った


 

 そして、布団の中で...

 
  「お兄ちゃんは何て書いたの?」

  「んなもん書いてねーよ」

  「何で!?」

  「書いたって叶わねーし」

  「そんなのわかんないじゃん」

 少しつまらなさそうな顔をして言う


  「いいから寝ろ」

  「ふわぁ〜い」

  「やすみ…」

  「おやすみ」


 一護はの頭を撫でると部屋から出て行った







 そして、向かった先は笹の置いてある庭・・・


 「(のは...コレか?)」

 一護は目にした瞬間自分の目を疑った

 

 【恋次に逢えますように!】


 「・・・#」




 そして、一護の今年のお願いが決定された






           【恋次とが逢いませんように】


 それをの短冊の横へと飾った








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あとがき
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 一護夢なのか微妙…
 そしてこれは何?ギャグなのかなんなのか
 ほんわかということで…

 こんなんでスミマセンm(_ _)m