「海燕君、に用事かな?」
俺が零番隊の前で入るか悩んでいると後ろから声がかかった
「隊長!」
「入らないのかい?」
「いえ...」
は少し笑った
「今日が朝から機嫌悪いんだけど、何かしらないかな?」
「それなんですが...全然知らないんですよ」
海燕は頭を掻いて苦笑した
「取り敢えず本人に直接聞いてみてはどうだい?」
「そうっすね」
と海燕は中に入った
「隊長おかえりなさい」
「ただいま」
はに紙袋を渡しながら言った
「何ですか?コレ」
「の大好きな食べ物」
と言って、隊長室へと入って行った
「ありがとうございます!…っで、何か用ですか?志波副隊長#」
の態度が一遍する
「(コワッ…ι)いや、お前朝から機嫌悪いだろ?」
「そうかもね」
は仕事を再開する
「俺何かしたか?」
「今日の朝のことちゃんと思い出してみたら?」
海燕は朝の出来事を思い返す
「朝起きて、お前とキスしただけだろ」
「もうちょっと頭ひやしたら?」
はそう言って隊長にお茶を出しに行った
「何なんだよ...」
海燕は記憶を辿ったものの解る筈もなく戻ってきたに再び聞いた
「何したっつんだよ」
「…」
「朝俺が何した?昨日のことか?」
「今日の朝…寝言で“ゆき”って言ってたの覚えてないの!!」
「(寝てんだから覚えてるワケねーだろ)
でっ、それで怒ってんのか?」
「それでって何よ。二股かけてたんでしょ?」
「ブッ…」
海燕は行き成り噴出した
「アハハハハ」
「何が可笑しいのよ#」
「ワリーワリー、ゆきってのはな、俺が飼ってる犬の名前な」
「いっ...犬?」
「おう。雪みてーに白いからゆきな」
「ごっ、ごめん///」
「別にいいぜ。誤解も解けたみてーだし」
そいういうとを抱き寄せた
「俺の好きな奴はオメーしかいねーよ」
「私も海燕だけだよ」
の唇が海燕ので塞がる
「仲直りしたところで仕事の続き頼むよ」
がニッコリして隊首室へと戻って行った
「「///」」
「今日海燕の家に行っていい?」
「いいぜ」
――――夕方――――
「くすぐったいよ!」
「・・・。」
ゆきにを取られてしまった海燕は遠くの方からつまらなそうな顔で一人と一匹を見ていた
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