「あ〜腹いっぱい!!になったとこでPS2借りるぜ。何やっかな...おlる!これにすっか」














修兵はソフトを本体にセットしプレイし始める


















 ねー、修兵何で家に来たの?

























 「…修兵」
 「あぁ?」
 「何か・・・あった?」
 
 「はー?何かって何だよ」
 「いや、元気ないから姫と喧嘩したかなーって思ってさ...違うんだったらいいんだけどね」
 「あー・・・ちょいりげーな」
 「えっ?」
 「…別れた」























 なんで…そんなに平気なの?


 ねぇ
























 「・・・結構イテーかも」





















 ―――――平気なわけ




 ない






 今にも






 ここから消えてしまいそうな声








 出さないで――――――――































は修兵の服を引っ張ろうとした



















 「ワリ、俺帰るわ」





















修兵はカナしような寂しい顔をして出て行った





























 「何で私、修兵を抱きしめてあげられなかったんだろう・・・」































 私が修兵の幸せを願ったのは彼の笑顔をいつまでも見ていたかったから
 別に私達の関係なんてどうでも良かった
 
 一番じゃなくても言いと思ってた


 	でも


 それは間違いだったのかな?

 修兵にあんな顔をさせた彼女が羨ましかった・・・
 
 私もあんな風に想われたいと思ってしまった



















 「・・・バカ私に抱きしめられるワケないじゃん・・・」






















はベッドの上で体育座りをして涙を流した


















 「・・・気付くの遅すぎ・・・」





















その時初めて彼を私だけのモノにしたいと思った

















2008/03/06