「おわっ!?」 修兵は私の部屋でゲームをしていた 「おっおま...なんでそんなに強えーんだよ!? 「修兵が弱すぎんの!」 修兵は格ゲーでに惨敗していた 「くっそー、もう一回だ!」 「何回でもどうぞ」 もう一回やっても負けるのは修兵だった 彼女と別れて一週間修兵は毎日私の家に来て遊んでる 「もう一回やろうぜ!!」 わざと明るく振舞っちゃって・・・みえみえだよ・・・ でもあの日から何も言わない彼の心情は右手が物語っている 修兵の右手にはまだ指輪がしてあった 「(外さないってことはやっぱりまだ・・・)」 と思っている間には修兵に負けた 「あ”っ!!」 「やりっ!」 「わ!?」 修兵は行き成りに抱きつきグリグリした 「見たか!?俺の実力!どうよ?」 「くっ・・・苦しい―――」 「くるしめくるしめ」 修兵は笑いながらとからかっていた ・・・ねぇ? あのときとはもう違うんだよ? そんな簡単に私に触れないで 「じゃっ、そろそろ帰るな。勝ったし」 「待っ」 「えっ?」 あ・・・反射的に呼び止めちゃったけど・・・ 「あ・・・えっと、その・・・つーかさ元気・・・出してよね。 女なんて一人じゃないし、修兵普通にモテるしさ...(何言ってんだ私!?)」 の頭の中はパニックになっていた 「お前が心配するほど俺ヘコんでねーし。 つっても、がいてくれたから結構平気だったんだろうな。 プレステ2やっててヘコむ暇もなかったしな」 「(修兵・・・)」 「お前が友達でよかった・・・じゃーな」 ねぇ、修兵 今の私にとってそれ以上残酷なセリフはないよ 翌日... 「死んでるね」 「そうね」 と乱菊がを見て話していた からは暗いオーラが流れ出ていた 「修兵は元気になってくのになんでちゃんが?」 「あの子アホなのよ!」 「・・・そうだクラス全員分のスケッチブック美術室に持っていかないと...」 は立ち上がると美術室へと向かった あんなことでヘコむなんて情けない 『友達』なんて何十回も言われてことあるのに... 「失礼しま「まじ最悪なんだけど!!あの男」 美術室には修兵の元彼女がいた なんでココにいんの? 会いたくないんだけど・・・ 「(帰ろう。そしてまた来よ)」 「やぁ――っぱアイツとは別れて修兵とより戻すかな。 だってまだ指輪してるし、私のことまだ好きってことでしょ やっぱ付き合うならああいう軽い男が一番だよねvV 縛られたくないし」 バサバサ という音とともにが持っていたスケッチブックはの足元へと落ちていった 「ふっふざけんな!」 |
2008/03/06 |