「あれ?は?」












修兵は乱菊に聞く














 「美術室よ」
 「あっそう。なんかアイツ元気なかったよな。変なオーラ出てたしよ」
 「あんたのせいでしょ!」













乱菊が青筋を立てながら言う






 「あっ?」











 「ハァハァ・・・」





一人の男子が息を切らしながら教室に入ってきた











 「どうした?そんなに急いで」

 「美術室でちゃんと元彼女が」






























 「もう・・・修兵に近づかないでくれる?
  もうアイツの気持ちもてあそぶようなことしないで!」

















が勢いづいて元彼女に言う














 「そっ...そんなの私の勝ってじゃん。修兵のこと好き何だかしらないけど、
  私達の幸せの邪魔しないでくれる?」














 ・・・違う
















は元彼女の腕を掴んだ
















 そんなの幸せなんて言わない!




















 「
息を切らした修兵が戸の所に立っていた











 「…修兵」

 「何やってんだ!!怪我してからじゃおせーんだぞ!?」














修兵は元彼女を掴んでいたの手を掴んだ












 「修兵____っ…私何も悪くないもん」







元彼女が修兵に抱きつく



















 なんで?ずっと想ってた

 いつかは私もそんな風に想われたいって・・・
 
 いつかは私だけを想って欲しいって・・・




 







 「そんな奴かばう勝ちなんて全然ないのに・・・ばっかみたい。
  修兵バカじゃん。騙されてるのに気付かないなんてほんとバカ!!・・・でも」














は先日もらった雨を修兵に投げつけた












 「そんなあんたをずっと好きな私の方がもっとバカだよ!」













うは走ってその場を去った




















 「これ・・・」














修兵は投げつけられたものを拾う




















 「修兵ごめんね...私はなれて初めてわかった。私には修兵が必要なの」


























 「ハァハァ・・・わぁっ!」











は見事にコケた













 「・・・わぁぁぁぁん何で私ばっかこんな目に遭わなきゃなんないのよ!」















 でもあんな言い方するつもり・・・なかったんだけどな
 アメ・・・大切に取ってたのに…
 やっぱヤダこのままじゃヤダ
 返してもらおう
 
 そしてもう一回伝えなきゃ・・・
 私の想い・・・
 どんな不器用な形でもいいから



















 「お前俺のこと好きだったのかよ?」












が後ろを振り向くとそこには修兵の姿があった








 「・・・修・・・兵?なんで?・・・」















の目からは涙があふれていた













 「…あのな、俺にだって人を見る目くらいあるっつーの!!」











修兵はべ―――っと舌を出した








 「・・・あ...あ”ぁ〜アメ舐めてる!!ひどいよ私のなのに!!返してよ!」








は修兵をポカスカと叩いた






 「いって・・・わかった返すって・・・ほら・・・」












修兵は口移しでにアメを渡した










 「ぷっ...アホ顔」
 「・・・///」







思わずはアメを飲み込んでしまった






 「あっ・・・」

















 
☆―――★―――☆―――★―――☆
 〜あとがき〜
修兵初連載終わりました〜♪

いや〜長かった(えっ?

これ実は題名が・・・

修>嘘なのか!?

管>嘘っていうか違う。本当は「不器用な私達」っていうんだよ!

修>直せよ

管>別にいいかなって

修>テキトーな奴だな

管>はい、テキトーですよ

修>開き直るな

管>スンマセン

修>ここまで読んでくれてありがとうな!
   この作者を知りたい奴は管理人にでも言ってくれ

 
 
2008/03/06