<修兵>


「おっ?どうした?」





あなたが九番隊の隊舎の屋根で休憩していると、丁度修兵がそこを通る





「俺は何してるかって?」






修兵は腕を組む







 「決まってんだろ。お前を探しに来たんだ。このサボり癖のあるお姫様のことをな
  おら、さっさと仕事戻んぞ!! まっ、仕事に戻りたくねーっていうなら…
  俺の部屋にでも来るか?(幼笑)」















<コン&一護>



「おぅおぅおぅ!!!

 元気かオメーら!!

 みんなのアイドルコン様だぜ!!

 って、とととととととと特盛ィィィィィ!!!!…うぐっ」




と、あなたに抱きつこうとしたコンを蹴り落としたのは一護だった。








 「な〜にやってんだ#」


 「くそ…このストロベリーめ…」


 「#」


 「ぐぅぬぅっ!!わ…綿でる…ワタ…」


 「わりーな、コイツにはあとからちゃんと言っとくから。
  なんだ…その…折角来たんだから休んでけよ…///」





ベッドに座ろうとしたあなたに一護は少し顔を赤らめ慌てた様子を見せる。






 「おまっ!!///ベッドに乗んじゃねーよ!…たくっ、今日は特別な…」
  















<恋次>


 「♪」




あなたが恋次の部屋を訪れると、彼は好物のタイヤキにかぶりついていた。





 「!?…ごほっごほっ」





急に現れたあなたに驚いた恋次はタイヤキで咽た。
あなたはお茶を入れてあげ、恋次の咳も止まった。






 「サンキュー。助かったぜ…つーかオメーが行き成り入って来るからだろうが!#」




素直に謝ったあなた
それを見て怒る気が失せたのか、恋次は残りのタイヤキを食べ始めた。





 「…おら、オメーも食えよ」




と、渡してきたのはタイヤキ
礼を言ってもらったソレを食べていると、あなたも咽てしまった。





 「大丈夫かよ!?おら、お茶だ」




と言って渡したのは一つの湯飲み...
咳が治まったあなたに恋次はニヤリと笑った






 「間接キス」


<ギン>


書類をギンとあなたの二人で運んでいた時、

中庭に積もっている雪を見たギンが不気味な笑みを浮かべた。





 「?」

 
 「なぁ、姫ちょっと遊ばへん?」


 「市丸隊長、早く書類運んじゃいましょうよ!」


 「そないなこと言わんで、少しエエやろ?」





とギンは書類を廊下に置き、あなたの書類も床に置く。

するとギンはあなたの手を取り中庭へと歩いていく。





 「冷たい…」


 「そりゃ、そうやろ。雪やし」


 「早く戻りましょうよ。風引いちゃいます」


 「風邪引いてエェよ?」


 「私がよくないですよ!」


 「大丈夫や…」





と言う彼はあなたの目の前に立ち、そっとあなたを抱き寄せる。






 「僕がちゃんと面倒みたるから…」















<平子>




 「う〜、今日も冷え込んでるわ」





と、私の隣を歩くのは平子。






 「そんな薄着で来るからじゃん」


 「そないなこと言われたってな。外歩きまわるなんて思うわけあらへんやろ」


 「じゃー、何すると思ったの?」


 「姫の家でぬくぬくする、と思ったわ」


 「そんなわけないでしょ」


 「はよー、家帰ろうや」


 「もう少し外にいようよ!」


 「…しゃーないな」





と急に公園のど真ん中で鈴を抱きしめた。





 「なっ!?ちょっ・・・放してよ!!」

 
 「姫はあったかくてえぇわ。冬にはやっぱ姫やな」


 「そんなこと言ってないで、放し…あっ!」


 「どないした?」


 「雪」






あなたは上を向いて降り落ちてくる雪を見つめた。

平子もあなたを放し上を向く。





 「綺麗だね」


 「せやな〜」


 「外で歩き回ってて良かったでしょ?」


 「…まぁ、そうかもしれんな」




二人は暫し上を向き雪を見つめていた。










<グリムジョー>



 「買い物だ?んなもんとっとと済ませてきやがれ」




そういうのは私の彼氏。

買い物が好きじゃないのか、一緒に買い物することはあまりない。

彼は大抵外でじっと待ってる。

たまには一緒に見たいのに…



待たせるのも悪いので急いで買い物をして出てくると、

そこにはいつもは待っていてくれる筈の彼の姿がなかった。





 「…帰っちゃたのかな」


と、辺りを見渡すも姿は見つからなかった。



 「何ボサっとしてやがる…」



と聞こえてきたのは彼の声で、手には何か持っていた。



 「…帰ったのかと思った」

 「テメー置いて帰るわけねーだろ…」



そう言って渡したのは小さな包みだった。



 「私に?」

 「テメー以外にいねーだろ…さっさと受け取りやがれ」

 「ありがとう」




その小さな包みの中に入っていたのは、前に私が欲しいと言っていたアクセサリーだった。


 
 「誕生日だろ…」


 「ありがとう」




私が彼に抱きつくと、照れくさそうに、面倒くさそうに抱き返してくれた。



 「誕生日、おめでとう」