゛告白"




私は雛森さんと歩いてた



「あっ!日番谷君」

「雛森じゃねーか」


十番隊隊長が私達の前方から来た


私は一礼した


「この子は五番隊四席のちゃん」



雛森が紹介する



「はじめまして」

「...あぁ(こいつ背小せーな...俺より...低いか?)」

「雛森さん私失礼しますね」

「私も行くよ!」



雛森も行く素振りを見せたが、「大丈夫です。直ぐそこですから」


は笑顔を見せてそれを阻止した。


「ごめんね」


雛森は申し訳なさそうに言った。



「いいえ」



は一礼するとくるっと向きを変えて走って行った。



「何かあったのか?」

「三番隊への書類があったから」



日番谷はそれを聞いて呆れ気味に、




「書類運びくれー部下にやらせりゃいいだろ」

「うん。でも、藍染隊長急いでたみたいだったから」

「…そうか」

「私仕事に戻らなきゃ!またね!!」

「おぉ」



日番谷は暫くして自分の隊舎に戻った






コンコン...




「五番隊より書類をお持ちしました」

「入り...」



ギンがを中へと通す



「持って来てくれへん?」



私は市丸隊長の机の前まで行き書類を渡した。



「急ぐん?」

「はい」



印を押している間に私はお茶を入れた



「どうぞ」

「ありがとさん」



市丸はお茶を啜りながら印を押していく。



「出来たで!」

「ありがとうございました」



はそれを受け取ると急いで五番隊へと向かう




「元気やったねあの子」



ギンは書類を持って来たイヅルに話かける




「そうですね。五番隊の四席らしいです」

「そうなん?また来てくれへんかな?」

「どうしてです?」

「茶柱立ってのや...あの子の入れてくれたお茶。しかもや、只書類の印貰いに来ただけやのにお茶入れてくれるん
や!偉い子やな。今度イヅルも入れてもらたらええよ」


「…茶柱ですか。そうします...」







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「ありがとう。くん」

「いいえ。失礼します」




戸を閉めようとした時藍染は「お昼を取るといいよ」と言った


「はい、ありがとうございます」


私はお弁当を持って廊下を歩いていた




「......だったよな?」

「はい?」



後ろを振り向くと日番谷がいた



「今からお昼ですか?」

「あぁ」



とついそう言った俺だが、まだ仕事が残っていた



「一緒にどうですか?」

「…そうだな」



二人は屋根へと登った



「どうぞ。手作りで悪いんですけど...」


は包みから弁当を取り出す


「ワリーな」



その中身はお稲荷さんだった



「...。うめーな」

「良かったです」



は笑みをこぼした



「あのよ...」

「何ですか?」

「お前が…」

「はい?」

「「・・・」」

「すっ...きだ...」

「?」

「好きだ...」



実は日番谷は前から名前は知らなかったものの、のことを気にしていた



「…!」



は驚いた



「そういうことだ...。」



日番谷は立ち上がり去ろうとした



「私もです...前から好きでした」



「俺もだ。名前知ったのは今日が初めてだが、何度も見かけてた」




二人は顔を見合わせは笑みおを溢した


次の日から日番谷が五番隊へ訪れる回数が増えた

ついにはは十番隊隊長補佐として移動することになったとか...





〜おまけ〜

ちゃんもうけーへんのかな?」

「日番谷隊長がそうさせないんじゃないでしょうか?」

「ほんならこっちから行「辞めてください!」