一人の少女が廊下を猛ダッシュしていた



「きゃっ...」



誰かにぶつかった為、後ろへと倒れたかけた。


すると、後ろから支えられるのがわかった


「ごめんなさい!」


取り合えずは謝った



「こんなに慌てて何かあんのか?」



目の前にいる人の顔を見る



「あっ...阿散井副隊長!?」


「今日は特に特別なことなかったよな?」




今度は後ろを振り返る




「檜佐木副隊長!?…すみません」



は檜佐木副隊長に支えられている状態だった。




どこからか声が近づいてきた




『いたぞ―――!!!』




達の目の前には男が6人立った




「大人しくしろと言っただろ」




は泣きそうな顔をしていた



「お前らちょっと待て」




修兵がそう言うと6人の男達は黙る



「何でこいつを追いかけてたんだ?」



恋次が聞く





「俺達の実験にこいつが必要なんです」



一人の男が言った


「どう必要なんだ?」


修兵が聞く




「ホレ薬の効き目を調べないといけないんです」



「…お前ら十二番隊か?」


恋次が腕を組んで聞く




 
『はい』




「私は違います!」


は慌てて言った



「他の隊員を実験に使っていいわけねーよな?」


恋次が霊圧を上げて言った




「隊長命令です...」



「ホレ薬使って人を好きにするなんて子供騙しなもん作ってんじゃねーよ」


修兵が呆れ声で言う



「それにコイツに手出したら許さねーぞ...」


と言うと修兵はを包み込むようにして抱いた


「…」


の顔は見る見る赤くなった



十二番隊の隊員は、恋次と修兵の異様な霊圧によって追い払われた



「檜佐木さんやりすぎ...」


「そうか?」



「・・・。」


は少々放心状態だった



「お前の所属は?」



恋次がの目の前で手をヒラヒラさせながら聞いた



「!…十三番隊七席です」


「おーい仕事残ってるよ!」



少し離れたところから清音に呼ばれた



「忘れてた!…ありがとうございました!失礼します」


は走って執務室へと向かった




二人はというと...



「どうよ...」


修兵がの走って行った道を見つめながら聞く



「何ドサクサに紛れて抱いてんスカ...」


「カワイイじゃん」


「それじゃー勝負しますか?」



「いいぜ」



今後二人によって争奪戦が繰り広げられるのでした...。








―――――――――――――――――――

〜あとがき〜


どこれをどの部屋に置こうか迷ったんですよ...。

その結果出来たのが、その他のお部屋なんですけどね。

希望があれば続きでも書こうかなと思います。(まず無いだろうけど)

ここまで読んでくれてありがとうございました!