「約束だからね!」



 
        「約束だぜ」













































約束をしてから早二年・・・





俺らは二年間会っていない…





イヤ、逢いたくとも逢えないのだ







あの日の約束はいつ果たされるんだろうな・・・






 なー、



























             『約束の言葉』






































「副隊長お疲れ様です」


「あぁ、お疲れ」







修兵は帰りにいつも寄って行く所がある










「今日も来たのにな〜、お前は来ねーよな…俺がどんなに待っても


 お前は来ないんだろうな・・・約束したのにな」









そう俺等は以前此処である一つのの約束を立てた



それは、【毎日此処で夕日を見る】という約束



俺とは付き合っていたが、隊が違うため普段は滅多に逢うことがなかった



そこでアイツの提案で作られたこの約束は果たされることなくこうして俺の為にあるのだ・・・










修兵は草の上にねっころがった









「なー、お前もう一つ俺と約束したよな?覚えてるか?」




それは彼女が突然俺に抱きついて言った言葉






『ず―――っと一緒に居ようネ!』





「なのに、勝手にいなくなるなんてヒデーじゃねーのか?」









は約束を果たす前に死んだ…










「待ってるから…。お前のコト…いつまででも…。帰って来いよ。

 その時は『ず――っと一緒に居よう』な」





修兵はの墓を一撫でして帰って行った












☆―――★―――☆―――★―――☆

 〜あとがき〜

 死ネタは悲しいけど、

 死んでも愛してもらえるのは嬉しいですよね

 修兵とかにこんなに愛してもらえるなら死んでもいい!!!

 いや...どうせなら生きててイチャイチャ(逝け!)



 ここまで読んで下さってありがとうございました!

 ブラザバックでお戻り下さい