I want you. |
俺は同じ隊の五十嵐鈴が好きだった... いや、愛していた |
No one can stop my passion. |
「おはようございます」
毎朝彼女は俺に挨拶をする
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あなたのきれいな瞳は今は何を映してるの? 誰かを映すくらいなら私だけ見ていて欲しい |
「修兵さん見て下さい!」
彼女は何やら腕まくりをした 「少し鍛えたので力瘤大きくなったんですよ!!」
修兵は袖のない死覇装から力瘤を出してみせる 「うっ...負けた」 |
誰よりも輝いてた 理屈抜きにそれを感じた |
「俺にかつなんて千年早えーよ」
頬を膨らますあなた 「外食続きで偶には手料理食いてーんだよ」
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相手がいるの知りながらあなたの元に近づいた |
「終わったら一緒に行こうぜ」
鈴はニッコリと微笑むと書類に取り掛かった |
心の中に点る炎勢いが増していく |
俺と鈴は仕事が終わり俺の家へと向かった
「?」
少し起こった姿も可愛くて...
「おじゃましま〜す。相変わらず物あんまり置いてないんですね」 と部屋に上がりこむ 「必要最低限ありゃいいんだよ」
そう言うなり鈴は台所へと姿を消した どのくらい経ったのか... 「修兵さんご飯できましたよ」 と言う声がして我に返った 「おぅ、ワリーな」
鈴は軽く礼をして出て行こうとする
「修兵さん?」
俺は鈴の首に頭を埋めた |
あなたとずっと踊ってた時間が経つのも忘れて 重ね合わせた肌からあなたのぬくもり感じた
夜明けが来てもこのままで
あなたの姿まぶたに焼付け永遠に共に 激しく揺らして他の誰も邪魔させない 優しく包んで夢に眠る幼き少女のように あなたのきれいな瞳は 今は何を映してるの? 誰かを映すくらいなら私だけ見ていて欲しい あなたがいない世界なんて今は考えられなくて あいつのことは忘れて私の傍に来て欲しい つないだ体を離さないで抱きしめて 熔かして壊して溺れて行くいつまでも 激しく揺らして他の誰も邪魔させない 優しく包んで夢にねむウ幼き少女のように
No one can stop my passion. Blinded passion. |
この日を境に俺と鈴は会うことはなかった… |
☆―――★―――☆―――★―――☆ 〜あとがき〜 H&MCの「背徳の情熱」でした。 この曲すごく好きなんですけど、悲しいです。 オレンジ色が歌詞です。 ちょいと端折ってる部分はありますけど…ι 歌詞を使うと難しいと思うのは私だけでしょうか? ここまで読んで頂きありがとうございました。 2008/03/06 |