「修兵」 「あぁ?」 「顔のキズ」 「コレか?」 「うん」 「どうかしたか?」 は修兵の顔のキズをそっと触る 普段、他の奴に触られると起こるが、 彼女は特別だった 「痛くない?」 「平気だ」 はゆっくり手を離す 「修兵でも、虚にやられることあるんだね」 「あん時は…まだ学院生だったしな……調子悪かっただけだ」 「修兵でも調子悪いときあるんだね」 ワザと彼女はからかう 彼は眉間に皺を寄せる。 その眉間にできた皺を人差し指で突くのも 彼女だけの特権だ 「まるで俺が常に絶好調なお調子者扱いすんのか?」 「そういうわけじゃないくて。 だって修兵、こっちで調子悪いと切手無いでしょ?」 「こっち…って何だ?」 ニヤリと笑いを浮かべる修兵 彼の表情からは意地悪をしているとしか捉えられない 「また、そうやって意地悪するんだ」 「別に意地悪じゃない。 俺は"こっち"だなんていう代名詞使われても、何を指し示してるかわかんねーだけだ」 「だって、わかってんじゃん! わかってるのに私に言わせようとしてるのが意地悪なんだよ」 「悪かったよ」 頬をプクリと膨らます彼女を見て謝る 悪いことをしたと思って謝ってはいない それくらいわかるし、私だって怒っているわけでもないのでお互いさま 「つーかさ」 「なに?」 「何でまた旧に俺のキズの話しになったんだ?」 「ん?キズがついてない今の修兵の顔も見てみたいなって思ったの」 「ふーん」 「でも、私は今の修兵好きだからこれで良いなって思った」 「嬉しいこと言ってくれんな」 修兵はの頭を撫でる 「それで、俺を褒めたお礼は何が欲しいんだ?」 「別に何もいらないよ」 「そんじゃお前には俺から愛がこまった良いプレゼントやるよ」 「えっと...遠慮しときます」 「このプレゼントは返品不可だから、そこんとこよろしくな!」 「ちょっ、修兵!!」 「プレゼントは......オレ」 |
あとがき |
傷があってもなくても、イケてるメンズには変わりない!! と思ってます!(実際そうですよね 場面は布団の中ですよ!(私の妄想上は 修兵と一緒にお布団で話したい(やめなさい ここまで読んで頂きありがとうございました! |
最終更新日 2008/03/19