私は高校二年生...




でっ、今とっても遅刻しそうなわけで...




「ヤバイ〜(泣)」



猛ダッシュしてます…Uu



「おぅ、

と声を掛けてきたのは、我クラス担任の檜佐木先生!


「先生ズルイ!!バイク!」


そういうと、修兵はケラケラ笑い

「お前のダッシュ、相当鍛えられてんな」と言った



「そんなん嬉しくなーい」


修兵はバイクを止めてヘルメットをに投げた



「…ありがとうございます」

「早く乗れ!」



はヘルメットを受け取り少しボケッっとしていた



「飛ばすからしっかり掴まっとけ!」


「ふぇ〜(泣)先生飛ばしすぎ!」


「じゃねーと遅刻すんだろーが!!」



小路に入る

の手はギュッっと力を入れて腹の辺りで手を結ぶ



「(ずーっとこのままがいいな...先生の背中あったかい...)」



と思っても現実は過酷なものだ...



「着いたぜ」



はヘルメットを取った


「ありがとうございました!」

「おぅ」


は走って教室へ向かった


「(今日は良いことありそ〜♪)」









昼休み私は屋上でご飯を食べるのが日課となっていら



景色がキレイで空気も良いし最高――!!!



「いっつもお前ここで食ってんのか?」


そこには修兵の姿があった


「先生!?」

は驚いて声が裏返った



「ぷっ...お前って面白いよな」

「そんなことないです」



プイっと頬を膨らませた




「先生こそいっつもここで食べるんですか?」

「たまにな。にしてもお前いっつもあんな時間に登校すんのか?」

「まー、大抵は...」

「たくっ、早く起きろよな」

「朝苦手なんだもん...先生もいっつもこの時間なの?」

「お前と一緒にすんなよ。俺は偶々寝坊だ」

は少し笑って、


「でも今日は助かりました」


「おぅ///…明日から乗っけてやるよ」


「へっ?」


「お前の遅刻の数は校内トップだからな」


「うっ...」


修兵は楽しそうに笑った


「それに...歩道であんだけダッシュしてたら歩行者の邪魔だろうしな」


「・・・。」



「まっ、らしいけどな」


修兵とは苦笑した



  明日からは、少し早起き出来る...といいな〜(苦笑)