「ハァハァ...」

私はかなり行きの荒いまま教室へ入った

 



 "二ケツ″

 



「うわっ!ギリギリ」

そう言ったのは私の友達だった


「ホントにギリギリだな」

そう言って入って来たのは担任である志波海燕



「珍しいな、がギリギリに入ってくるのは」


「汽車が遅れたんですよ」


「そりゃ災難だったな。お疲れさん」

海燕はの頭をワシャワシャと撫でた


「ホレ、席に着け」

「はーい」


私は優しい先生が大好き!!LOVEの意味じゃないけど...
だって他にちゃんと好きな人もいるし


「はよ」

「おはよう」

それは私の隣の住人で、檜佐木修兵。
結構怖い顔してるけど、本当は優しくていい奴
偶に意地悪だけどねι




―――その日の放課後―――


!!!」

友人であるはるかが慌ててに駆け寄る


「何?」

「今汽車止まってるって!」

「また〜!?」

「いつ運行するかわからないってさ」

「ハァ〜...ありがと」


は机にぶら下がっていた鞄を取った


どこ行くの?」

「駅で待ってるよ。また明日ね〜」

「ちょっ…ι」


は取り敢えず駅へ行くことにした



「今日はついてないな〜」

丁度校門に差し掛かったときだった


「よぉっ!」

「檜佐木!?」

校門のところには修兵が待っていた


「また電車止まったんだってな」

「うん。そうなんだー」

はガクリと肩を下ろす



「本とお前今日は災難だな」

「ホンとにね」は苦笑する


「乗るか?」

「えっ?」

「自転車で送ってやるよ」

「いや!?悪いよ!!家遠くなるだろうし」


内心私は嬉しかった

「気にするなって。俺の家とお前の家ちけーから」

「じゃーあの距離こいでるの!?」

「あぁ」

「・・・。スゴッ」

「っても40分くらいだぜ」

「早いね」

「まーいいから乗れよ」


修兵は自転車に跨る



「えっ...重いよ?」

「構わねーよ。俺より体重かりーなら」

「うっ...危ういよ?」

「心配すんなって」

「それじゃー、お言葉に甘えて...」



は修兵の後ろに座る



「しっかり捕まっとけよ!」

「うん///」


は修兵のお腹で腕を組む


「行くぜ!」


「うわぁ〜速い!!」

「気持ちィーだろ」

「うん、最高!」




俺って幸せ者だよな...コイツに抱かれてる状態なわけだし...

どっちかというと抱くほうが好きだけどな






何だこうだ話ているうちにの家に着いた


「着いたぜ」

「うん...」

は名残惜しそうに放す


「たくっお前きつく掴みすぎだ」

「ごっごめん///」


「って言っても、まー、嬉しかったけどな」


「へっ?」


「明日も迎えに来ようか?」


「悪いよ!」


「俺は別に良いんだけどよ...むしろそうしたい...。俺、お前のコト好きだから一緒にいたいし」

「///。それじゃ、お願いしようかな」

「おぅ」

「私も好きだよ。檜佐木のこと」

「修兵だろ?」

「修兵///」

///」



二人はキツク抱き合う

「「大好きだよ(ぜ)」」




それからはずっと、修兵に送り迎えをしてもらっている










*―――*―――*―――*―――*

あとがき


 二ケツとはかなりいいものです!
 一度はBLEACHのメンツとしてみたい!!!
    ↑
   無理だから


 ここまで読んでくれてありがとうございました