鈴は海燕と修兵と飲んでいてそのまま寝てしまっていた 「・・・どうよコレ」 一護と冬獅郎がリビングに来て見た光景… それは、雑魚寝をする教師人 「んあっ…」 その三人の中で一番に目を覚ましたのは海燕だった 「よーお前ら、早いな」 「もう11時だぜ?」 一護が時計を指差して言う 「つーかなんだよ...コレ」 冬獅郎が呆れかえった口調で言う 「いや〜なんつーかさ、昨日飲んでよ、鈴がな...」 「鈴に何かしたのかよ…」 一護が不機嫌な声を出す 「酔ってここで寝ただけだ」 「ややこしい言い方してんじゃねーよ」 「おぅ...」 恋次が起きてきた 「なっ...」 この光景を目にして止まる 「「「何でお前ら添い寝しちゃってんの?#」」」 海燕・恋次・一護が口を揃えて言う 修兵と鈴は添い寝していた... イキサツは不明 「ん〜・・・..zZZ」 「カワイイ…」 恋次が呟いた 三人(海燕・恋次・一護)は鈴の寝顔に見とれていた 「つーか、飯どうすんだよ」 冬獅郎が台所に行って言う 「5階に何でも屋あるって言ってたし、そこで何か買って来るか」 一護が鞄から財布を取り出して言う 「そうだな。たくっ...修兵の奴羨ましすぎ…」 海燕が修兵の頭を小突いた そして、四人は部屋から出て行く 「・・・あのヤロー人の頭小突きやがって...」 実は修兵は起きていたのであった 「この状況で起きるとかもったいないしな...」 修兵は起きないよう優しく鈴の頭を撫でてやった 「...ん〜.....zZZ」 「…///…カワイイ…///」 ホッペをツンツンと突いてみる 「ふにゃ…」 「ぷっ…」 「ちゅっ」 それは突然の出来事だった... |
一瞬俺の頭では何が起こったのか理解出来なかった 「…もう…飲めない…」 寝言かい... ってか...今...コイツ俺に何をした? キスしたよな? …まー、無意識なんだろうけどな... 「…りゅう」 はい? 誰だよりゅうって… 「…りゅう…」 … 「…一緒に・・・ね・・・る?」 はぁ!? 寝るな鈴!!誰ともわからん男なんかと一緒に!! つーか、鈴に触んじゃねーよ# 「…ダメ…だって…ば…」 !? どんな夢見てるんですか!? つーか起きろ! 「…いやだって…ちょっと・・・りゅう…やめ…て…」 「鈴?」 俺は鈴に話かけてみた 起きるわけねーか 「偉いね...りゅう!!!」 鈴が行き成り俺に抱きついて起きた 「へっ?」 「…おはよう」 スゲービックリした... 何だよこのオイシイ起き方は... 「おはよう…」 「「・・・」」 「ごめん!」 「わりっ...」 俺が謝った意味は解らねーけど... 「え〜っと…どうなってるの?」 俺は簡単に説明してやる 「本当にごめん!!!」 鈴が半土下座状態で誤る 「気にするなって」 「人としてスミマセン。生きていてごめんなさい」 「どんな謝り方だよ。それに俺が良いって言ってんだからいいだろ?」 修兵は鈴の頭を撫でてやる 「それより、皆は?」 「飯買いにいったぜ」 「・・・寝坊した」 「昨日も随分飲んでたしな。今日は二日酔いじゃねーの?」 「今日は大丈夫」 鈴は苦笑して答える 「りゅうって誰だよ…」 少し不機嫌な声で聞く 「私の実家の犬、竜って名前なんだけど…それが?」 「いや、何でもねー…(犬に嫉妬かよ…)」 「ただいま〜」 といってぞろぞろとヤロー共が入ってくる 「おかえり〜」 「やっと起きたのかよ」 一護がテーブルの上にパンを置く 「スイマセン…」 「まっ、鈴も疲れてたんだろ」 海燕がフォローしてくれる 「そうそう、あんたらの世話のせいなんだからね!」 「威張ってんじゃねーよ」 冬獅郎がソファーに座って言う 「鈴...お茶」 恋次が湯のみを出して訴える 「はーい…ってオイッこら、教師に向かって呼び捨てとはどういった心境で?」 「別にいいじゃん。お前先公って感じじゃないし...」 「失礼極まりない奴等だ!どっからどうみても素晴らしい教師でしょうに!!」 「素晴らしいは余計だな」 冬獅郎の突っ込みが入る 「言ったな日番谷…今度のテスト覚えとけよ」 「「・・・。難しくすんのは日番谷のテストだけにしろよな」」 恋次と一護が焦って言う 「連体責任!」 「「げー…冬獅郎!!」」 このやり取りを見て楽しそうに笑うのは二人の教師だった 私が抱えていた、寝起きの一つの疑問...それは、唇にのこる違和感だった |
2008年03月05日 |