護衛隊が発足してから数日が経った 「今日は日番谷か〜」 「・・・なら付かなくていいぜ」 「そんなこと言わさんな、旦那」 「早く行くぞ」 「はいはい」 「気をつけてな」 「また後でな」 海燕と修兵が見送る 廊下で話ながら教室に向かっていた時だった 「ちゃんやないの」 「げっ...」 はおもいっきし嫌そうな顔をした 「あからさまに嫌そうな顔せんといて。軽く傷つくわ」 ギンの顔は相変わらず笑っている... 「何の用だ…」 日番谷がの代わりに聞く 「日番谷には用あらへんよ」 「行こう日番谷」 は無視して通ろうとした 「待ち。日番谷には用あらへん言ったけど、には用あんねん」 「「…」」 日番谷とは顔を見合わせた 「用件を50字以内で簡潔に答えよ」 「今日の職員会議終わってからの掃除ボク等やからよろしゅう〜♪用はそれだけや。ホナ」 というと、市丸は職員室へと戻っていく 「・・・。私サボろうかな」 「そうもいかねーだろ。どうすんだ?」 「どうしよう...」 は考えながら教室へと行く そして教室にいるのは、黒崎・阿散井・斑目とここにいる日番谷のみ 今日の授業はいつもより、早く終わりは教卓に顔を伏せた 「どうしたんだよ」 一護が聞く 「いや〜なんかさ〜......アレなんだよね〜」 「アレってなんだよ…」 「女の事情じゃねーの」 一角が口を挟む 「バーカ。違う…人生最悪な出来事が起きようとしてんの」 「コイツ、市丸の奴と職員会議の後掃除なんだとよ」 日番谷が簡単に説明してやる 「そりゃー、終わったな」 阿散井が頷きながら言う 「だから、人生最悪な出来事が起きようとしてるんだって...このまま辞表だしちゃおうかな〜」 「んなことで教師辞めんのかよ…」 一護が言う 「別に教師を辞めるわけでもないし...この際教師辞めてどっかの誰かと結婚して玉の輿でもいいか〜」 「相手いんのかよ」 不機嫌そうな声を出して言う、一護 「・・・。いない」 「無理じゃねーか」 一護はバカにしながらそう言ったが、内心いなくてよかったと思っていた 「確か市丸のヤローは金持ちだったハズだ」 一角が言う 「あいつと結婚するくらいなら、死んだほういいよ」 が真顔で言ったため、周りの人は苦笑いした 「んでっ、どうすんだよ」 「俺、待っててやるよ。今日どうせ俺が担当だったし」 日番谷が名乗りを上げた 「あんた、職員会議が何時に終わるか知ってんの?」 が呆れて言う 「知らねーけど、どうせ部活あるから同じだろ」 「そう言う問題じゃないでしょうに...。私なら大丈夫だからちゃんと帰った方がいいよ。 最近察の動きが激しいからね」 は腕を組んで一人で頷き納得していた 「つーか、なんでお前察とかの動きよく知ってんだ?」 「えっ?だって、察ってだけで嫌でしょ?ならこっちが相手の動き把握しといて 避けるのが当たり前じゃん!!」 恋次の質問にさも当たり前であるかのように、話す 「「「「(コイツ、教師じゃねー・・・)」」」」 そこにいた誰もが思った |
2008年03月05日 |