運命の職員会議が終了の時刻… 「(ハァー・・・ここの部屋で凶器になる物なんてないしな〜。どうしようかな〜)」 「と市丸、掃除を頼むぞ」 校長である山本が言う 「わかってますわ」 「…はい」 今日は修兵と海燕は部活が大変な時期なため職員会議には出ていなかった 「そんなに慌てんでもええやん」 市丸がが忙しく掃除していたため言った 「今日は急いで帰りたいので(お前さえいなけりゃ、ユックリやってるよ!!)」 「ちゃん最近ボクのこと避けてるヤロ」 「別にそんなこともなくもないですよ?」 「肯定してるやん。まっ、どうでもええわ」 市丸が真面目に掃除を始めた 「(今日は何もないかも!!!)」 掃除は15分くらいで終わった 「せや、今日食事にでも行かへん?」 「今日は急ぐんですけど…」 「ちょっとだけ、付きおうてもらえん?」 市丸は手を合わせてお願いする 「いえ...ちょっと」 市丸がにだんだんと迫って来た 「(ピ…ピンチ!?)」 の後ろは壁… 壁=逃げ場無し 「なんでしょうか?」 「ボクのこと好きなん」 「はぁ...」 「付きおうてくれへん?」 「嫌です!」 は即答した 「そんなにキッパリ言わんくてもええやん」 「どけて下さい」 「それ、できへんわ」 ニタリと笑う市丸 市丸の顔が近づいてきて、無理矢理キスをされる 「ん〜…」 「ボクかて無理矢理ってのは好きやないんやけどな」 私の耳元でそう囁いた 「放せ!消えろ!死んじまえ!!」 「酷いこと言うんやね。そんなこと言うんやったらお仕置きしとかなアカンわ」 市丸によって、の体はアイツと密着する 「放せ!」 「嫌やわ。と一緒にいたいねん」 市丸はの首に顔を埋める 「いっ…」 「おいっ...」 ドアに目を向けるとそこには息を切らした日番谷の姿があった |
日番谷は市丸から無理矢理を放す はその場にしゃがみこむ 「何すんのや」 「教師が何してんだよ」 「教師である前に男やからね。もう少しでエエとこやったんやけど...邪魔入ってもうたし。 まー、ギャラリーおってもええけど」 市丸は相変わらず不気味な笑みを浮かべている 「てめー」 「日番谷やってボクと同じなんやないの?の全部知りたいんちゃうの?」 「テメーと一緒にすんじゃねー」 バチン その時鈍い音が響いた そう、日番谷が市丸を叩いたのだった 「日番谷…」 「教師殴ってええと思ってんの?」 「…」 「明日が楽しみやな〜」 市丸はヘラヘラしながら出て行った 「気ぃつけろっていったじゃねーか」 「・・・日番谷、あんたどうすんの」 「俺のことよりお前大丈夫かよ」 「まー...大丈夫」 「何が大丈夫だ…泣いといて」 日番谷はを自分の方へ寄せ、優しく抱いた 「悪かったな...」 「日番谷悪くないし...」 「もうちょい早く来りゃ良かった、っつてんだよ」 「…ありがとう」 「別に、礼言われるようなことしてねーよ」 「もう大丈夫!」 そう聞くと日番谷はを放した 作り笑いをするの顔が俺は嫌だった 「何か奢ってあげようか?助けてくれたお礼として」 「...これでいい...」 私が目にしたのは、日番谷のド・アップで… 俺はにキスをした |
2008年03月05日 |