「海燕さんはココの学校に何年間くらい勤務してるんですか?」




「今年で5年目くらいだな」



「結構長いですね」


「あぁ。修兵と一緒に入ったからな」


「修兵さんと同じ年にきたんですか!どうりで仲いいですもんね」



「そうか?まー、アイツとは気合うしな」





「仲いい人が職場にいるといいですよね」



「バーカ」


「バカってなんですか!?」



「お前にだって仲のいい連中いんだろ?一護・恋次・日番谷・修兵なっ?」




「生徒ですよ?しかも全員男」

は少し笑った






「隣にいるだろ?」



「海燕さんってことですか?」



「それしかいねーだろ」


にデコピンをくらわせた







「仲いいんですかね?」



「あぁ。俺だけじゃねーよ。さっき言った連中全員と仲いいじゃねーか」


「…そうかもしれませんね」



「仲いいんだから敬語使うんじゃねーよ」



「でも「いいんだよ」



クシャクシャと頭を撫でてやる







「だからさ、自分一人で悩んでねーでちゃんと俺らに相談しろよ」





「はい...お酒飲む?」




「んじゃ、もらうかな」


は冷蔵庫からビールを取り出してきた







「「かんぱーい」」


二人は缶と缶を交わす






1時間くらい経つとは酔いが回っていた







「市丸のヤロー今度やったら殴り倒してやるからな〜」


「そうだ、あんな奴ぶっ倒しちまえ」


「私に無理矢理キスしやがって!!私のファーストキスを!!!!」



「!?…んなの聞いてねーぞ!どういうことだ」



海燕はを揺さぶる







「会議室で襲われたっていったじゃないですか〜。壁と市丸に挟まれて逃げ場なくなったところをされたんですよ
 お嫁にいけなーい」




「あのヤローのファースト取りやがって!!#」




「私だって相手くらい決める権利あるっての〜。海燕さんとかだったらよかったのにぃ〜」



「おっ!俺となら良いのか?」


少しふざけて言う海燕





「だって優しいですからね〜」




男にそんなこと言っていいのかよ...





「んじゃ俺と...」

「.....zZZ」

「...こんなことだと思ったぜ」




海燕は優しく笑いの頭を撫でた






「海燕さん...ありがとう...」












「...どういたしまして...」




の額にキスを落とした






























あのまま俺も寝ちまって朝を迎えた...






海燕は一つ大きな欠伸をして目覚めた








「…///」









の顔が目の前にあった





俺の手握ってるし...


カワイすぎ...







「んっ...」


「!?」










が抱きついて来た。それも結構な勢いで...










「ふぇ?」







その衝撃でかは目を覚める








「…はよ」

「おはよ…?」









反射的に俺はを抱いていた








「え〜っと...」


「覚えてねー?」




「はい...」



「抱きついてきたのにか?」


「...うん、知らない...」




「じゃー、昨日のこととかも覚えてねーの?」





「昨日?」



「俺とならキスしていいってやつ」



「へ〜...」



「冗談」


「はぁ〜(なんとなく覚えてるかも...)」



「今日朝から市丸と会うんだろ?」


「そうだった...」













は一つの大きなため息をつく










「朝飯作ってくれよな」


「はい!」









海燕はを解放してやる










「パンでいいですかね?」


「おぅ」




「海燕さんって彼女いないの?」



「今のとこフリーだぜ」



「モテるのにいないんだ〜」







は海燕にパンとコーヒーを出す










「好きな女にしか興味ねーし」





コーヒーを一口飲む







「好きな人いるの?」



「まーな。片思いの奴がな。さっさと飯食えよ。早く行く必要あんだろ?」



「そうですね〜...」


「何かあったらちゃんと言えよ」


「オッケーです!」

















海燕の車で学校へと向かう...




処分の結末を知るために...



















2008年03月05日