昼休み
図書室に用事があって来たわけなんだけど...
「ねー、恋次どう思う?」
そこには、川島と阿散井の姿があった
変なの二名様ですか...
気にしないように本を探していた
「ねー、聞いてるの?」
「あぁ...」
恋次は本に集中しててほとんど聞いていなかった。
♪〜
恋次の携帯が鳴る
「はい、もしもし...」
本を置くとその場から立ち去る恋次
「…恋次にまで何かする気?」
川島がにつっかかってくる
「はい?」
被害妄想激しい奴…
はどれほどコイツの頭が可哀想だと思ったことか...
「恋次に近づいたらただじゃおかないから」
そう言って出て行った
じゃー何かお金でもくれるのかな〜 と私はバカみたいなことを心の中で突っ込んだ
「…よし、探そう」
気にせず探すことにした
「ちゃんやないの」
「げっ...どうも...」
「ゲッってなんなん?」
相変わらず笑っている...ハッキリ言って気味が悪い…
まるでお面をつけてるようだ…
「何探してるん?」
「さー...何でしたっけね?」
なるべく距離を取ろうとしていた
「避けてへん?」
「いえ。避けてませんよ(あんなことされて、避けない方がおかしいだろ!!)」
「ボクも本探してあげるで!」
「結構です」
キッパリと断った…
なのに…
「そないなこと言わんといてや。一緒にいたいだけや」
「…。」
こっちはお断りだっての…
「冷たくされると…余計に燃えんのが男やで?」
「放して!」
ギンが後ろから抱きついてきた
「ボクの腕にスッポリ収まりおるな」
「放してよ!」
「折角ボクの腕の中におるんや…放すわけないやろ?」
「嫌だ!」
が抵抗するにも、相手は男…
力では敵うハズもない
「あんまり大きな声だしたらアカンて」
のオデコにキスを落とす
「いやだ...」
こんな奴に...こんな奴なんかに...
「やっぱりかわええわ〜」
「やめてよ...気持ち悪い...放して...」
――――――――――――――――――――――
「あっ恋次。教室に戻ろうよ」
「あっ?」
図書室の様子が可笑しいことに気づいた
「(…アレ担任だよな?…市丸!?これは流石にヤベーだろ…)」
かすかに何かが動いているのが見える
「先戻ってろ。ちょっと本探すからよ」
「じゃー私も探すよ」
「ワリーんだけど、コレ一護に渡しといてくれねーか?急ぎなんだ。先に戻っててくれ」
「…わかった!」
川島は走って教室へと行った
恋次は図書室の戸を開けようとした
ガチャ…
それは開く音ではなく鈍い音がした...
「くそっ…鍵しまってんのかよ...」
恋次は近くにあった椅子を使ってドアのガラスを割り中から開けることにした
「なんや...また邪魔入ってしもうたん?」
は壁に押し付けられていた
「…はな…して…」
ギンは無理やり口付けた...
|