「アレ?くんまだ学校にいたんだ。…失礼 さん」









「何か用なん?」














ギンはいつもとは違い冷たい表情で話す















「用?そんなものないよ。最後にカワイイさんの顔を拝みに来ただけさ。それじゃ、失礼するね」










写真部の部長と他二名は帰って行った












「ごめんなさい!」








は深々と頭を下げた



すると海燕はの頭に手を当てた












「俺達が知らねーとでも思ったか?」











ニィっと笑ってそう言った



は驚いた顔をした










「最初は気づかなかったけどな。それに俺らはお前が男でも女でも良いしな」









の頭をワシャワシャと撫でてやる












「たくっ、一人で水癖ーな。言ってくれりゃー力になったのによ」




「私騙してたんですよ...」




「そりゃお前んも事情があったからだろ?だいたいんなこと気にしてねーよ」




「海...燕」




「うわっ!ちょっ...泣くなって!!なっ?」












は海燕に泣きついた











「ごめんなさい...」



「いいって」











海燕は優しく頭を撫でた




は落ち着くまで海燕に抱きついていた




それを見ていた人たちは羨ましそうな視線を海燕に送る




はそれに気づいたのか恥ずかしそうにした











「ごめんなさい...」






と言い海燕から放れた









「お前らが変な目で見っから」





海燕はなごり惜しそうに放した








「海燕ばっかずりー」




「ズリィーぞ」




「ズルイやん!」






恋次・修兵・ギンが次々に口にする











「せや!」









ギンが何やら思いついた様子で言った











がボク等にハグしたら許したるわ!!」









そこにいた誰もが驚いたがまんざらでもないと思うものが多かった











「やめとけ...そんなことどうでもいいだろ。さっさと生徒会の仕事しろ」





日番谷はそう言った







「いいよ」







はアッサリと承諾した








「「「「「!」」」」」




「それで許してもらえるなら」









は嫌そうな素振りを見せずニッコリ笑って言った









「ホナ、商談成立やな」





ギンは大きく手を開いた











〜飛び込んできーやー♪」







さん!」









そこに来たのは浦原だった







「浦原先生!私...ごめんなさい」




「気にしないで下さい。あなたの所為じゃない。むしろ感謝してるんですよ!」




「でも...」



「そうっすね〜...」











喜助は何やら考え出し、




手招きをした

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