いつからだったろうか...



っこの思い...



私にとっては辛すぎた








コンコン





「三番隊から書類お持ちしました」




「入れ」




「失礼します」





そう言って入ると冬獅郎は書類に目を通していた





「そこに置いといてくれ」




私は言われた通りのところに置いた





「失礼しました」



書類を置くと執務室から出て、三番隊へと戻る







「(ふー、一通り終わったしお昼にしよっと)」





は自作弁当を持って十番隊の外れにある大きな木下で昼食を取ることにした

はほぼ毎日そこで昼食を取る




「ごちそうさま」


そう言うと立ち上がった




「よっ!




廊下には恋次が立っていた




「あっ!こんにちは恋次さん」


「飯食ってたのか?」


「はい」




と恋次は学院時代に知り合い仲が良くなった




「最近道ですか?」


「どうですか?って何がだ?」


「ルキアさんとですよ!」




ニコニコ笑って言うに頬を赤らめる恋次




「別に...」


「その様子だと良いみたいですね」


「それよりだな、お前の方はどうなんだよ」




恋次は自分のことを言うのが照れくさいのかのことを聞いてきた





「私?…」


「あぁ。その様子だと発展なしってとこか」


「恋次さん私解ってるんですよ」


「何をだ?」





は俯いた





「無理だっていうことです」










その時タイミングよく(?)冬獅郎と雛森が現れた…というか歩いて来た








「あっ!ちゃん!」


「雛森さん、こんにちは」





私はいつもの様に笑顔を見せた





「阿散井君と何してたの?」


「世間話してただけだぜ。なっ?」


「はい」





私は日番谷隊長を見ることが出来なかった






「仕事はどうした?」




冬獅郎の第一声がそれだった




「一段落したのでお昼を取ってました」


「そうか…」


「そうだ!」





雛森が何かを思いついたかのように言う





「「「?」」」



「今日皆で食事行こうよ!朽木さんと吉良君も誘って」


「(えっ…)」





私は返事に困った

だって、私一人相手いないから...




「おっ!いいな昔みてーに集まることなかったしな。ルキアと綺羅には俺から言っとくな」


「お願いね」




段々と話が進んでいく




「あの...」


「どうしたの?」


「私用事あるから行けないです…」




私はこう言えば行かなくて済むと思った...が、





「そっかー、じゃー空いてる日いつ?」


「(えっ...ずらすの!?...行きたくないなんて言えないし)え〜っと...」


困ってんだろ」





冬獅郎によって救われた




「ゴメンね」


「いえ」


「来れないなら仕方ないよね」


「ごめんなさい…」


ちゃんが謝ることないよ。私こそ勝手に決めちゃってごめんね」


「いえ…また今度誘って下さい」


「うん。そうするね!」






私は一歩踏み出して

「失礼します」

と一礼して執務室に戻ろうとした





角を曲がったところで歩くのをやめた



すると、





「そうだ!!クッキー作ったの。ちゃんにあげるの忘れてた。日番谷君渡しといて」


「たくっ…」


「雛森サンキューな」



恋次が礼を言う




「どういたしまして。ほら、日番谷君会議に遅れるよ!」


「おいっ!雛森」



雛森に急に引っ張られた為、日番谷は前のめりになったらしい・・・







はまたトボトボと歩き出した


数メートル歩くと何かにぶつかった










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☆―――★―――☆―――★―――☆

 〜あとがき〜

クッキーを冬獅郎に渡してもらうより、

恋次に渡してもらった方が様と会う確率高いんですけどね...

そこらへんはホラ!彼女なりの考えあるんだと思います!(多分;

あ〜、クッキー食べたい...


ここまで読んでくれてありがとうございました!